去る7月13(月)〜15(水)、伊勢のサンアリーナにて「全国知事会議」が開催されました。
ちょうどその頃は、毎日のようにテレビで東国原宮城県知事が国会議員に出馬するのだろうかと騒がれていましたから、
このイベントをニュースでご覧になった方も多いかもしれません。
さて、その全国から集まった知事の方々の宿泊先は、鳥羽国際ホテル。
もちろん、ホテルは貸切です。
三重をアピールするため、夕食はすべて三重県産の食材を使用するというおもてなしの徹底ぶりです。
今回、当店が食事会場の花を担当させていただいたのですが、食材同様、
会場内を飾る装花も三重県産のお花を使用するようにという命を受けました。
三重県産の花といえば、まず何と言っても伊勢のバラでしょう。
他には、クルクマ、玉城の菊も有名です。
しかし、今の季節、毎日真夏のような暑さ、花の産地は長野、新潟、北海道と、
だんだん南から北へとかわりつつあります。
そんな中で、三重県産だけの花で仕上げるというのは、かなり難しいことです。
気のきいたデザインのひとつもお見せしたいところでしたが、種類も限られていましたから、
とにかくここは、三重県をアピールすることに徹し、バラが引き立つアレンジを心がけ、作らせていただきました。